希望の光バプテスト教会

聖書が教える「生きる目的」Biblical view of life.

「何のために生きるのか」知りたいあなたへ

何のために生きる

生きる目的を知ろう

 「私の生涯はどこからどこへ向かおうとしているのか」と疑問に思うことはありませんか。個人的な歩みの方向性と人類全体の歩みの方向性は 密接に関係しています。自分のルーツを求める思いは本来悪いものではなく、今の歩みの土台となるものです。

 ところが、現代社会はそのような思いは徒労であるとして、そこを迂回して今を生きる力を得ようとします。また私たちは学校で全世界のルーツを知る「科学的」視点として進化論を学びます。しかし、 それは実際には科学的論証に耐えないばかりか、人類に必要な今を生きる力と向かおうとする方向性を誤って導いてしまうのです。聖書は人類にとって 唯一正しいアイデンティティ(帰属意識)を教えます。

このコンテンツのキーワード #福音 #進化論 #イエス・キリスト #恵み #信仰 #救い #罪

「世界」と「私」の現状を把握しよう

①人類の起源と天地創造~すべて良いものであった。
  神は天地を創造し、人間を創造されました。 1日目にご自身の栄光(シャカイナ・グローリー)を発して、世界を光で照らし、闇と区別されました。 それらは各々「昼」「夜」と呼ばれ、互いに繰り返し訪れて一日を構成しました。 2日目には大空が造られて、上の水と下の水(海)が区別されました。 3日目には地に青草、種を持つ草、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹を植えられました。

 さらに、4日目には太陽と月と星が置かれ、神の栄光に代わって昼と夜を区別しました。 5日目には鳥と魚が造られ、それぞれ2日目に創造した空と海に置かれました。 6日目には家畜、はうもの、野の獣が地に置かれ、地のちりから人間が造られました。 神は6日間であらゆるものを創造し終え、7日目には休まれました。

 人間が造られる際、神はその鼻に「いのちの息」を吹き込まれました(創2:7)。 それは自然界の創造物の一つでありながら、神に似せて造られた崇高な存在であることを表します。 つまり「いのちの息」の実態が「神のかたち」なのです。 したがって、人間には「知識」「感情」「意志」、また神と交わることが可能になる「霊性」といった内面的特徴が与えられました。 そして人間は互いに言葉を使用し、細かい意思疎通により交流することができます。 これらの特徴は人間のみが有し、それ以外のあらゆる被造物の内にはありません。 以上がこの世界と人類の起源であり、すべて良いもので、何一つ問題がありませんでした。

②人類の堕落と死の侵入~すべての人は罪人である。
 この世界には、多くの問題が存在します。毎日世界のどこかで事件や紛争が起こり、人の命が理不尽に奪われ続けます。テレビで芸能人や政治家のスキャンダルを目にしない日はありません。 さらに世界を構成する私たち個人の内面もまた、決して理想やきれいごとばかりでないことは明らかですね。 「良いものであった」という創造の記録と、世界中の日常の間には明らかな矛盾が存在します。その原因こそ人類が持つ「原罪」(言い換えると「悪への性向性」)であり、 人類創造の直後に、初めの人間アダムと妻エバが起こした悲劇に端を発します。

 神は二人に「園(エデン)のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の木から取って食べてはならない。それを取って食べる時、あなたは必ず死ぬ」とお命じになりました。 「善悪の知識の木」は、二人が神によって造られた被造物として、忠実に歩むかどうかのテストをするための木でした。

  女は蛇(サタンと呼ばれる悪魔)の誘惑を受けて、食べてはいけないと言われたものを食べ、夫も妻の勧めで口にしました。 そして彼らは良心を得て自ら神のようになり、与えられた領域を越えました。 蛇を利用し二人を騙した悪魔も、元は神に造られた天使の長でしたが、自らの美しさに傲慢になり堕落しました。 自ら神のようになろうと、天の3分の1の天使を従え反逆したのです。これは天地創造以前の出来事です。 すべて、罪の本質は「神への反抗」です。

 その結果、人間は例外なくアダムの罪の性質(原罪)を継承するようになりました。そして神のことばの通りに「死」が与えられました。 まず神との断絶(霊的面での死)が実現し、やがて肉体的死が定められました。しかしそれだけではありません。 この世界とすべての被造物は、管理を命じられたアダムの堕落に伴って呪いを負い、死を免れなくなりました。 今日、サタンはこの世界を管理する権威をアダムから横取りし、“この世の神”“大空の権威者”として居座っています。 このように、天地創造直後の素晴らしい光景から一点して変貌した姿が、今日の世界と私たちなのです。

③進化論との付き合い方~再現できない“科学”


神は問題解決の方法を与えた

①救い主イエスの贖い~神の業は完了した。

②恵みと信仰により救われる~応じるか否かで責任が伴う。

③新しい力をいただく~「救い」の意味を理解しよう

人類の回復と天地の回復

①世界はどこからどこへ向かおうとしているのか。

②神はすべての問題を解決し、その栄誉(栄光)を取り戻す。
救い主イエスによる人類の救いは、聖書の中心テーマではあるが、ゴール(目的)ではない。

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